「幸せ」を感じるには「自分なりの物差し」が必要だ!
☆彡 「自分の物差し」が「幸せ」の鍵
幸せを感じるには、自分の物差しが必要だと感じます。
周囲を見渡すと、他人の価値観で生きている人があまりにも多すぎます。
自分なりのモノサシがあれば世間に溢れる情報一つ一つに対して
「?????」と立ち止まって考えることができます。
そして、自分が本当にいいと思う情報だけを信じて取り入れることができます。
生き方の選択にしてもそうです。
「一流大学に入って、有名な企業に就職するのがいい」
「経済力のある男性と結婚するのが幸せ」
こんな世間の価値観で生きていると、
そこに当てはまらない人は幸せだといえなくなります。
運良く当てはまれば、
そうでない人に比べて優越感があり、
「私は幸せ」と思えるかもしれません。
でもね♪~
人から「羨ましい」と言われている時だけの「幸福」が
本当に幸せなのかという疑問です。
人より優位に立とうとすれば
「もっと上に、さらに上に」と欲望はエスカレートしていきます。
するとやがて疲れてしまうでしょう。これで本当の幸せというるのでしょうか。
あなたは自分のモノサシを持っていますか?
自分の生活を振り返り、時間お金を何に費やしているか、洗い出してみてください。
あなたが最も時間とお金に費やしているモノやコトは、
あなたにとって本当に大切なことでしょうか?
洗い出すと、意外とそうではないことに気が付きます。
自分なりの物差しを持ちましょう。
◆自分なりの物差しを作る簡単な方法をお知らせします。
自分が
➀心地いいか、悪いか?
➁好きか、嫌いか?
➂恥ずかしいか、恥ずかしくないか?
以上を基準に物事を選択するようにしてみてください。
頭でじっくり考えるのではなく、直感に頼ってみるのです。
これを習慣化していけば、だんだん自分の物差しが出来上がってきます。
実はこれは私自身の価値観の基準でもあります。
「心地悪いこと」「嫌いなこと」「恥ずかしいこと」はできないし、続けられません。
こうして物事を選択しながら、生きてきました。
これが自分の感覚になっているため、そこから外れると違和感を覚えます。
とはいえ、新しいものを前にすると、自分の価値観の外にあってもすぐに気づかないこともあります。
手背も後で、「庫のイヤな感じは何なんだろう」と思い始めたり、
物事がうまく進んでいかないことがあると、
「やっぱり違う」「私は無理してたな」と気が付くのです。
こうして軌道修正しているため、自分の価値観から大きくそれて、
後戻りできなくなることはありません。
でもね♪~
こだわりの持ちすぎもよくありません。
それは自分の可能性を狭めてしまう可能性があります。
芯がない、ポリシーがないというのではありません。
自分の中に確固たるものを持ち臨機応変に生きていくのです。
一流の人たちは寛容でフレキシブルです。
彼らははたから見てもとても幸福そうで、
人生を積極的で前向きに生きている様子が伝わってきます。
私達もこのような人を目指したいですね。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は里岡美津子著 「幸せな女の働き方」より一部抜粋&加筆
★里岡美津子のプロフィール
里岡美津奈(さとおか みつな)は1965年2月生まれ愛知県岡崎市出身の元全日本空輸(ANA)のキャビンアテンダントで現在は人財育成・開発のコンサルタントとして活動をしている。アメリカの旅行コンサルタント会社ジャパン・クエスト・ジャーニーズ(JQJ)の取締役でもある。
◆略歴
1985年名古屋聖霊短期大学を卒業
1986年全日本空輸(ANA)のキャビンアテンダントとして入社
24年間国内線・国際線に乗務し、天皇皇后両陛下、マーガレット・サッチャー英国元首相等のトップVIPを担当していた。
2006年3月に乳がんが見つかり、手術をすることになった。その後1年間のリハビリ期間を経て2007年3月にCA(キャビンアテンダント)として復帰
2009年3月現役CAで初めての実名著書『スーパーCAの仕事術』を出版。
2010年2月 ANAを退職、現在は医療機関、美容院、個人や企業に向けての人財育成のコンサルタントとして活動をしている。
2013年1月 個人コンサルテーション「美津奈塾」主宰。受講生は10名。
◆エピソード
趣味は水泳・ゴルフ・バイク自動二輪中型免許を持っているが、今後は限定解除にも挑戦する予定である。
CA以外の仕事に、ANA創立50周年の記念イベントでは「Another Sky」(ANAのコーポレートソング)を演奏している葉加瀬太郎等のインタビューや国際線就航5周年ではフランク・シナトラのプレゼンターを務めたりした。
里岡が「スーパーCA」と呼ばれるのは、15年間トップVIP(天皇皇后両陛下、首相等)を担当していたことから。ANAのCA5,000人の中でトップVIPを接遇できるのは常時5人ほどの選ばれたCAのみで、里岡はその中でも最高の経験数をつんでいた。
著書
『スーパーCAの仕事術』メディアファクトリー 2009年
『また会いたい!」と言われる女(ひと)の気くばりのルール』 明日香出版社 2012年
『誰からも好かれる女(ひと)の人と運を引き寄せる習慣』明日香出版社 2013年
『伝説のCAが明かす 一流になれる人、なれない人の見分け方』 PHP研究所 2014年
『いつもうまくいく人の感情の整理術』三笠書房 2014年
『ビジネスで使える 超一流 おもてなしの心・技・体』朝日新聞出版 2014年
『ファーストクラスのすごい成功習慣』PHP研究所 2014年
『伝説のCAの心に響いた 超一流のさりげないひと言』青春出版社 2015年
『3%の女性しか知らない 幸せな女の働き方』大和書房 2015年